最近気温も5°以下だったりだいぶ冷え込む季節になってまいりました。
ここ数年はユニクロのヒートテック(極暖)を中に着込み、その上にヒートテックのタートルネックを着るというヒートテックづくしの格好をしていたんですが、それでも寒い。
そこで、もっとあたたかく軽いものはないかと探していたところ、モンベルのアンダーシャツがいいぞといろいろなブログで書いてありちょっと興味がわいてきました。
実際Amazonでの評判もよかったのですが、値段がちょっと高くてですね。
実物見たいなーと思っていたら近くにモンベルのお店があったので行ってきました!
と、その前に種類がめっちゃあったので調べてみました。
インナーの種類
モンベルのインナーって、大きく分けて3種類。
その中でまた数種類の厚さがあるようです。
スーパーメリノウール
厚さ(薄手):L.W
薄手ながら高い保温性を実現したシャツです。
レイヤリングしやすいボリューム感で動きやすく、ハイキングから旅行、日常生活まで一年を通して幅広く活躍します。
中厚手:M.W
ウールの優れた保温性と伸縮性を兼ね備えた中厚手のアンダーウェアです。
しなやかでチクチク感のない肌ざわり。
汗の吸湿性に優れ、吸い取った汗を緩やかに放出するため汗冷えしません。
冬期のあらゆるアクティビティや、日常の下着としても着られます。
厚手:EXP
卓越した発熱量を誇るスーパーメリノウールに速乾性をプラスした、モンベル独自のアンダーウェアです。
暖かい空気を保持するボックスコンストラクションを採用し、身体を包み込むような暖かさが持続します。
襟回りは保温性を高めるために、L.W.・M.W.モデルに比べて狭く設定しています。
ジオライン
薄手:L.W
軽量で速乾性に優れているので、寒い季節の激しく汗をかく運動や、夏場のウォータースポーツなど、オールシーズン活躍する汎用性の高いモデルです。
中厚手:M.W
生地内に多くの空気を蓄えるため、高い保温力を持ち、素早く汗を吸水拡散して、素肌を常に乾いた状態に保ちます。
ツアースキーや登山など、行動と休憩を繰り返すアクティビティに最適。一年を通して活躍します。
厚手:EXP.
厳寒地での着用を前提に保温性を重視。
放射熱で身体を芯から暖めるとともに、三層構造のふっくらとした空気層が暖かさを逃がしません。
厚手ながら、軽量でストレッチ性に優れるため、重ね着しても軽快です。
触った感じは?
ジオラインとスーパーメリノウールの2種類を触ってきました。
ジオラインはサラサラって感じ。
それに対してスーパーメリノウールは滑らかすべすべ。ヒートテック極暖に近い。
触った感じは断然メリノウールが気持ちいい。
しかし値段が高い。
ジオラインとスーパーメリノウールの違いを聞いてみた
店員さんにジオラインとスーパーメリノウールの違いを聞きました。
ジオラインは速乾性に優れていて、特に冬場に運動する人におすすめ。
スーパーメリノウールは普段使いにおすすめとのこと。
しかし実際はどちらも速乾性はあるので正直性能面での違いはそこまでない。
触った好みで決めて問題ないとのこと。
ジオライン M.W.ハイネックシャツを購入
まあ結局お店でいろいろ見たんですが、僕はこのジオライン M.W.ハイネックシャツを購入。
そしてジオラインM.W.タイツというものを買いました。
両方中厚手のM.Wのものです。
上の方は普通の首周りと、タートルネックの2種類存在しました。
今来ているユニクロのタートルネックをやめてこれを着れば身軽になるかなーって感じで決めました。
あと長く使うのであれば、首周りが伸びないチャック式のこちらかなと。
こんな感じのパッケージで売っているんですが、この他に、半分位の大きさで同じ表記のものがあったので違いを聞いてみました。
違いはパッケージ違いなだけだそうです。
なぜそんな紛らわしいことをするんだ……!
お値段はこんな感じでやはり高い。
2つで1万円!
裏には説明書き。
開封
ジオライン M.W.ハイネックシャツ
胸にはモンベルのロゴが。
下着みたいなものなので人に見せることはないが……。
ハイネックの首周り。
かなり柔らかい。
L.W(薄手)はけっこうスケスケというレビューがあったんですが、こちらのM.W(中厚手)はまったく透けません。
すべすべで気持ちがいい。
ジオラインM.W.タイツ
タイツもこの位置にロゴが。
同じ素材ですべすべサラサラ。
もちろんこちらも中が透けることはありません。
着てみた
ジオライン M.W.ハイネックシャツ
買う時に気がかりだったのが、チャックをすべて閉めた時に苦しくないか。
首から風が入らないかの2点。
まず苦しくないかという点ですが、正直言うとチャックがあるという違和感はあります。
具体的に言うと、下を向いた時に顎がチャックの上に当たるのが気になる。
素材が柔らかいのでチャックの硬さが際立ってしまうんでしょう。
また首周りもゆとりをもって作られているので、ぴったりとはならない。
マフラーなしで外に出ると、もしかすると風は入ってくるかもしれない。
しかし暖かさはやはり別格。
これ一枚で、今までの
「ヒートテック極暖+ヒートテックタートルネック」2枚重ねに匹敵する。
ヒートテックって着た瞬間冷たいんですよね。わかる方多いと思います。
でもこれは着た瞬間暖かい……というか人肌。
なぜかはわかりませんが、冷たいと感じたことはありません不思議。
ジオラインM.W.タイツ
履いた感じは、とにかく楽。
腰周りのゴムが柔らかくて、締めつけられる感じは一切ない。
足も今まで普通のヒートテックタイツを履いていましたが、風をすごく通していた。
しかしこれは風を通さないので冷えにくい。
足からくる冷えのほうが最近多かったので、これは良い。
モンベル ジオラインレビューまとめ
ユニクロのヒートテックは汗で発熱する仕組みなのに速乾性が悪く、汗をかくと逆に身体が冷えてしまうという弱点があります。
それに対してこのモンベルのアンダーウェア(インナー)は、速乾性にとにかく優れている。
自転車乗りや登山をされる方に人気らしいですが、冬の登山でも一番薄いL.Wで十分だという声も多い。
それほどまでに暖かいインナーです。
長く使うつもりで、少し奮発すると幸せになれるかも。
そんな一品でした。