2/14に配信されたPSVR用アプリ「Joshua Bell VR Experience」
Joshua Bellというバイオリニストが奏でるバイオリンとピアノ伴奏を見るというVR動画。
ただそれだけなのですが、
VR動画としては革命的な作品に仕上がっている。
先日PSVRが360度3D動画に対応したということで盛り上がり、個人的にも最近は毎日のように見て楽しんでいるのですが、それすらすごいと思っていたのに、この動画はさらに一歩先を行った存在となりました。
ダウンロード方法
この作品は動画として配信されているのではなく、PSstoreで配信されているアプリです。
なのでPSstoreで検索してダウンロードしましょう。
「Joshua」と検索すると出てきます。
なぜこの作品がすごいのか
タイトルにも書いたとおり、動画なのに自分が動くことができます。
今までのVR動画はカメラが固定されているし、自分が動いても画面も一緒に動いて、動画内のなにかに近づくなんてことはもちろんできなかった。
ただ遠のくだけ。それが当たり前でした。
絶対にVRゲームのようにはできないと思っていたところでこのアプリが登場したわけです。
体験するとすぐわかるのですが、従来の360度3D動画のように全方位見ることができ、さらに前後左右上下50cmくらいの位置までは動くことができるようになっています。
それ以上動くと暗転して位置がリセットされるのですが、それでも顔を動かして画面も一緒についてこないのは不思議な感覚。
まさにVRゲームをしている時と同じで自然なトラッキングができている。
それも人物の大きさがおそらく実寸大。
YouTubeの動画は人が小さかったり大きかったりでいまいち現実感がないものが多かったのですが、これは特に違和感なく見ることができます。
画質も今まで見てきた動画の中で一番綺麗。
しかしバイオリン奏者の股間とベストのクシャッとしてのが気になって仕方がなかったです。
使用機材
メイキング動画でどうやって撮影されているのかが簡単に説明されていますが、英語なのでさっぱり。
でも使用しているカメラは判明。
SONYの4Kアクションカムですね。
こちらはもう中古しか取り扱いがないのですが、新型も出ています。
マイクはよくわかりませんが、全方位録音できるマイクみたいですね。
もっと大きいのかと思っていましたが意外と小さい。
さいごに
なかなか衝撃的な動画でした。
この技術を使ってもっといろいろなコンテンツを増やしていってほしいと心から願っています。
グラビアとかね!
どうやってトラッキングさせてるんだろうとか3分くらい考えましたがわかりませんね。
背景をCGっぽい処理していたので、もしかしたら背景はあとで人物と合成しているのかもしれません。
それにしても謎技術だ。
そんなわけでまだあまり知られていない新アプリ『Joshua Bell VR』の紹介でした!
ぜひダウンロードしてみてください。