SONY Eマウントレンズの中で最高の性能を誇るレンズG MASTERシリーズ【SEL2470GM】のレビューです。
20万円以上したのですが、ズームレンズ沼にはハマりたくないので一番いいの買ってしまえ的な考えで購入いたしました。
最近買ったα7Ⅲと合わせて定価50万円近い額ですが、まあなんとかなる!
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SONY SEL2470GM
何と言ってもデザインがいい
82mmの大玉レンズ。
描写が良いとでかくなるのはしょうがない。ちなみにその分重くなり、重量は886g。
α7Ⅲ自体が565gで、合わせて約1.5kg。
以前6Dmark2とSIGMA Art24-105mmを使っていたため(約2kg)こんな重量は屁でもない。
個人的には軽い部類に入ります。
元々α7Ⅲのマウント部がオレンジのため、Gマスターレンズの象徴であるオレンジの「G」が映えますね。
この「G」という文字は、SONYのカメラを使っている人なら少しは憧れる存在だと思う。
実際わたしも憧れていた。
この「G」の下にあるボタンに好きな機能を割り当てることができます。
最初は「瞳AF」を割り当てていたのですが、前回のアップデートで半押し瞳AFが実装されたので今はまったく使っていません。
何を割り当てると便利なんだろ。
あと縦撮り時用にレンズ上部にもボタンが付くといいかも。
サイズ感
ボディとレンズを合わせるとこのくらいのサイズ感です。
写真はでかいですが持ってみると意外と小さい(かも)。
決して軽いとは言えないサイズ感ですが、これでいい写真が撮れると思えばなんてことはない。
ただ常に持ち運ぶことを考えている人には向いていないのは確か。
基本ここ一番!という時に使うレンズかもですね。
SEL2470GM-作例
すべてF2.8で撮影。
以上の写真は原寸大でflickrにアップロードしてありますので、解像度や詳細な写り・設定等を知りたい方は以下のリンクからどうぞ。
高解像度版https://www.flickr.com/gp/141984088@N07/K2G232
SEL2470GM-レビュー
ハッキリ言うと解像力に関しては、SIGMA Artの方がいいです。
人物を撮影した時に違いが結構出ていて、Artレンズは写さなくてもいいような毛穴までくっきり写してくれます(いいのか悪いのか・・・)。
↑これでα7Ⅲでも使えます。
価格はSIGMA Art24-70の方がSEL2470GMの半分くらいなので、重さに耐えられるならこっちを選んでも幸せになれることは保証できます。
一方今回買ったSEL2470GMはどこか柔らかさがあって、雰囲気を出すのが上手い。
SIGMAのようなバキバキの解像感はありません。(周辺減光とか歪みに関してはSIGMAのほうがあるかも。補正すれば一発で直るけど一応)
当然ながらボケ味も素晴らしい。
上記の作例でもわかるように、解放F2.8だと単焦点に近いボケ味も出て、背景も微かにわかるくらいには残ります。
50-70mmで撮ればポートレートレンズとしても優秀。
個人としてはこれ1本あれば、普段使い、旅行すべて運用することができると思いました。
サイズだけがネックですが、重さに耐えて家で現像した時の感動はこのクラスじゃないと味わえません。
これ以外にいるとすれば望遠レンズくらいかな。
それはまた追々・・・。
簡単なレビューだけど、以上、SEL2470GMの作例付きレビューでした。
ちなみにタムロンのこれ。
こっちは使ったことないけれど、Gマスターなんて買えねぇよという方はこっち。そんなに負けてないって話。
今も結構品切れしてるっぽいですが、標準ズームレンズ欲しい方は候補にしてみるといいかも。