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【NEEWER TT560レビュー】激安!初心者でも簡単設定できるおすすめストロボ

更新日:

 

TT560 IMG_6942

 
一眼は感度が良いからフラッシュなくても明るく撮れる

フラッシュ炊くと色が濃く出て汚くなる

良いカメラを初めて持つとこんな風に思ってしまいますよね。わたしもそうでした。

ではなぜプロカメラマンは高性能なカメラを持っているのにあんなバカでかいストロボを装着しているのでしょう。よく晴れた日でも使ってますよね。

それには大きな理由があるんです。

かっこつけやろー

のんのん。実際に写真を撮ってみればわかるかと思います。

今回ストロボ界でも最安といっていいほどの製品を購入してみましたので、その実力を試してみたいと思います。

NEEWER:TT560

TT560 IMG_6936

今回購入したのはこちら。中華製でありながらAmazonでストロボカテゴリベストセラー、高評価連発の製品です。

 

スペック

仕様

-ガイドナンバー:38 ( ISO 100 )
-フラッシュモード: M, S1, S2
-回転できる角度:0-90度
-ホライゾン角度:0-270 度
-パワーサプライ:4×AA バッテリー(AAアルカリ電池やNi-MHも適用)
-ライティングタイム: 100-1500回 (AAアルカリ電池使いの場合)
-リサイクルタイム:約0.1-5s(AAアルカリ電池使いの場合)
-色温度: 5600K
-フラッシュ効き時間:1/300s-1/20000s
-寸法:190*75*55mm
-実量:286g
-パワー:(1/128,1/64,1/32/1/16,1/8,1/4,1/2,1/1)8段階

 

外観

細かい開封や付属品は割愛します。

TT560 IMG_6942

6D markⅡに取り付けた状態がこちら。見た感じ大きいんですが、意外と持ってみるとしっくりきます。ツヤがないのでそこまで安っぽい感じはしませんね。

 
TT560 IMG_6937

横から。

 
TT560 IMG_6943

真上に向けた状態。

 
TT560 IMG_6946

向きを回転させて倒すとこのように真後ろへの照射も可能(やらないけど)。

 
TT560 IMG_6945

真横にも向けられますので、横の壁にバウンスさせるときや、カメラの縦撮影での天井バウンスも可能。

 

3つのモード

TT560

「M」「S1」「S2」の3つのモードを切り替えて使います。

基本的にカメラに装着して使うだけであれば「M」だけで構いません。

「S」は「スレーブ」といって、他の光に反応して勝手に光る機能にするためにあります。少し複雑なので詳しくはこちらの動画を見てください。非常にわかりやすいです。

 

注意:TTL(オート)ではない

自動で明るさを設定してくれるTTL(オート機能)ではなく、すべて自分で明るさを設定してやるマニュアルストロボです。

といっても数枚試し撮りしながら明るさを微調整するだけでいいので手間ではありません。

TTL付きのほうがいいの?

わたしはオートで設定する必要はそこまで感じません。

なんでかというと、このTTLってストロボをまっすぐに向けた時の設定をオートでやってくれるものなんですよ。なので、室内でストロボを上に向ける時(天井バウンス)はその設定ではちゃんと写らないんです。

野外のポートレートで日中シンクロするときには使えると思いますが、自分のいい明るさに設定するには結局マニュアルでいじったほうがいいんですよね。

もし白飛びしたらレタッチでも戻せないですし、若干暗く写して明るさいじったほうがまだ安心。

家で物撮りすることが多いなら、オートはいらないんじゃないかなー。

 

実際にTT560で撮影してみよう

ソフトでのレタッチはしていません

作例①

ストロボ無し
TT560 IMG_6976Canon 6D mark2 SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art ISO 100 SS 1/10 f/4.0

今回は違いがはっきりわかるように、暗い設定(ISO100)にしました

さすがにISO100の通常撮影ではこんなに暗い。ちゃんと部屋の電気はついてるんですよ?

 

ストロボ直射
TT560 IMG_6978

フラッシュ使ってるなと誰でもわかるキツめの光。決してキレイではない。

 

天井バウンス
TT560 IMG_6982

真上に向けてストロボを炊く方法。するとどうでしょう。光が天井から降り注ぎ、影がすべて下へ。写りよくないですか?

全然違う!

 

作例②

ストロボ直射
TT560 IMG_6989

別の角度から撮影しました。
ストロボの光が直接当たると、このくらいの明るさにしようとするとやはりダメですね。

 

天井バウンス
TT560 IMG_6990

柔らかい写真が撮れました。素晴らしい。

ISO100だとほんとノイズがないので拡大してもくっきり。ストロボなしではレフ板使う以外絶対にこんな風になりません。

 

ディフューザーで更に柔らかい色に

TT560 IMG_6959

この白いケースを取り付けることによって、ギラついたフラッシュを柔らかくすることができます。

ポートレートで直射で人に当てる場合、眩しくなりにくいという点でもメリット。

これだけでも印象がガラッと変わるのでおすすめ。数百円で購入できるので一緒にいかがでしょうか。

 

まとめ

カメラにストロボは必須

ストロボがあれば室内でISO100でも撮れます。

室内ストロボ無しだとISO1600くらいでやっと明るくなるかなといった感じで、実際そのくらいの感度だとノイズがひどい。フルサイズでもノイズは乗ります。Lightroomでもノイズは消せますが、画質やら他のものが犠牲になります。

しかしストロボを使うことで暗い室内でもかなりの低感度撮影できるので、ノイズなしのキレイな写真に仕上がります。ISO100で人を撮ると毛穴までくっきりでした。

ぎゃあ~

 
またストロボ撮影は室内での撮影だけではなく、外での人物撮影には絶対必要と言ってもいい撮影テクニック

これが使えれば逆光でも超キレイな写真が撮れますよ!

ただのカッコつけじゃなかったのね

一般人には「なんだあれガチすぎてまじウケるwww」かもですが、本格的にカメラやっている人から見ると付いているのが割と当たり前な存在なんです。

絶対になくてはいけないわけではありませんが、使いこなせたらもっと幸せになれるよってことです。

ほんと電源つけて明るさだけ決めればいいだけなので、初心者でもまったく問題なく使えるはず。

ただしカメラ自体のマニュアルモードを練習する必要はあります

この価格で買えるとは驚き。ほんと買ってよしの製品です。

ちなみに風景撮影の場合は必要ない場合が多いです。

ポートレート、物撮りメインの方はまずはこれを使ってみることをおすすめします!

 

電池は別売りです。4本必要なので別途用意しましょう。

こちらが容量も多くおすすめ。わたしも使ってます。

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