SONYのVlogカメラZV-1の欠点の一つに、三脚穴の位置の問題があります。
カメラの底、バッテリーとSDカードの取り出し口のすぐ隣にネジ穴があるため、三脚やクイックリリースプレートを取り付けている状態での蓋の開閉ができない。
つまりSDを取り外す際は必ず三脚を外す必要があります。
これが地味に大変な作業で、特に自由雲台を使っているわたしにとって、クイックリリースプレートをカメラに取り付けるのは必須。
それを毎回取り外すのがかなり面倒でした。
この問題を解決してくれるアイテムが販売開始になったのでこの記事でご紹介したいと思います。
SmallRig L字ウッドグリップ 2936 レビュー
外観
痒い所に手が届くカメラアイテムを製造・販売しているSmallRigで購入しました。
L字型のコンパクトさと木製のグリップが印象的なアイテムで、見ていただいてわかるようにいたるところに三脚のネジ穴が用意されています。
底だけで12個空いているのは驚き。
側面にも三脚穴があり、縦位置での撮影にも対応。
取り付けは中央部分を付属している六角レンチにて軽く締めるだけ。
SD・バッテリーの蓋周りは完全にくり抜かれているため開閉にはまったく干渉しません。
やや蓋が奥まった位置になったため取り出しにくいのかと思いましたが、意外とスムーズに抜き差しが可能です。
装着イメージ
装着イメージはこんな感じです。ワンポイント木目のグリップが加わった分高級感が増しました。
ただZV-1のボディ素材がプラスチックに対し、このグリップはアルミなのでその落差はどうしても感じてしまいます。
持ちやすさ・グリップ感
持ちやすさに関してですが、ZV-1はノーマル状態でも小さいグリップがあります。
ただ実用度的には「無いよりはマシ」程度で、ストラップなしでの外での撮影は指の引っかかり具合が若干心配。
指3本で少し引っかけて持っている程度。
SmallRigのグリップを装着すると、かなりグリップが盛り上がったのがわかるでしょうか。
グッと指全体で包み込むようにカメラを持つことができるようになったので、かなり安定感が増しました。
更に縦幅がグリップ装着によって増したので、小指まで使ってホールドできます。
下手なミラーレスカメラよりずっと持ちやすい。
クイックリリースプレート装着
ついにプレートをバッテリーの蓋から離れた位置に装着できるようになりました。
蓋を開けても干渉することはなく、これで快適に運用できるように。
まとめ
これは買ってよかった。
クイックリリースプレートを取り外すことがなくなるだけでも十分なのに、グリップが大きくなったおかげで握りやすさが倍以上は良くなったように思います。
今回紹介した「SmallRig L字ウッドグリップ 2936」。
記事執筆時点ではAmazonでの取り扱いはなく公式サイトのみの販売です。いつかはAmazonでも販売されるとは思いますが、いつになるかはわかりません。
もしすぐほしいという方は公式サイトでの購入をおすすめします。
海外サイトなのですが日本語対応しているので買いやすいです。支払いはPayPalか振込だったと思います。
それではよきZV-1ライフをお送りください。
公式サイトSmallRig Sony ZV-1用L字型ウッドグリップ 2936
↓ SmallRigではないですが、現在これがAmazonで取り扱いがあります。