Boseのウェアラブルネックスピーカー「SoundWear Companion speaker」を購入しました。
わたしはよくブログ等の作業用に音楽を聴いているのですが、その際は家族への配慮等でスピーカーは使わず、ゼンハイザー HD 650+FOSTEX HP-A4(ヘッドホンアンプ)、もしくはワイヤレス ノイズキャンヘッドホン ゼンハイザー HD 4.50 SEを使用しています。
HD650は有線ですがHD4.50はワイアレス。音は圧倒的に前者がいいのですが、最近ではケーブルが邪魔に感じて後者を使う頻度が多くなってきています。しかしワイアレスヘッドホンは比較的コンパクトなものが多く、付け心地はそこまでよくない。
ワイアレスであっても邪魔に感じるようになってきた現状、なにかいいものがないか探していたところ、Boseのネックスピーカーを見つけたのでした。
Bose製なら音もいいだろうし、普通のスピーカーより低音量で迫力あるサウンドを流せそうだったのでとりあえずポチリ。
届いて即使用してみましたが、正直めっちゃよかったのでレビューしていこうと思います。
高級そうな箱で期待が膨らむ
箱が思ったよりもめちゃめちゃコンパクトで、ねんどろいどの箱と同じくらいのサイズ(わかる人だけわかる)。内箱がゼンハイザー等の高級ヘッドホンを買うと入っているような艶消しブラック。開封への期待が高まりますね。
箱の中央から半分に開き、片側に本体、もう一つの箱の中央には小さな紙のケース。
そこに説明書類や、充電用のケーブル(USB-microUSB)が入っていました。充電用のUSBアダプタは付属しておらず、PC給電も可能ですが必要であれば購入する必要があります。
接続方法
説明書に書かれてある通り、まずは接続のために専用のアプリを取得します。
Bose Connect
Bose Corporation無料posted withアプリーチ
本体の電源を入れ(長押しではなく1回押すだけ)、アプリを開きます。
この状態ではまだ接続されておらず、スピーカーの写真が出たら、それを下にドラッグします。
本体を認識したら「Bose SoundWear」をタップ。これで接続完了です。
上でも書きましたが、このスピーカーの電源の入れ方は長押しではなく1回押すだけです。
あとは言語設定等を済ませれば使用できるようになります。
外観チェック
最初から本体にカバーがされている状態になっています。
表側はメッシュ系素材、裏側は合皮のような少しツヤのある素材です。匂いは一切なし。
裏側の左右には各種操作ボタンが備わっています。ボタンはカバーをしていても若干浮き上がっているので、一応慣れれば見ずに操作ができそう。
Boseが好きそうなこのシックなデザインが好き。カバーをしてあるからかもしれませんが、この飾らない感じがいいのです。
後ろ側には「BOSE」のロゴ。
カバーは着脱可能で、公式に他の色(3色)を販売しているので部屋にあったに変えることも可能です。
音質
どこのレビューを見ても「低音がいいぞ!」という言葉が並んでいるのでそれしかないのかよとうんざりしていましたが、やはり
「低音がいいぞ!」
SONYのネックスピーカーの振動とはまた違う上質な低音が首元で響きます。振動は特にありません。
ベース音がうるさくもなく絶妙な音量でズンズンきます。これはみんなが褒めるわけだなぁと関心。
低音に強い性能のおかげか、男性ボーカルや声の低めの女性の曲のほうがすっと耳に入ってくるような気がします。聴き心地がとてもよい。中低音の響きがとにかく素晴らしい。
ドンシャリやキンキン系の音が苦手な方には確実におすすめできる音質。耳に刺さる音は鳴りません。
サントラやJpop、アニソン等色々と聴いてみましたが、苦手ジャンルは特に見当たらず。基本どのジャンルでもマッチします。
スマホのNetflixで映画「パシフィックリム」を視聴してみましたが、音量半分でも大迫力。臨場感がハンパないですね。
SONYの映像コンテンツに特化したネックスピーカーSRS-WS1に比べると振動がない分迫力は欠けますが、アクション系以外の映像作品だったら十分これでも楽しむことができるでしょう。
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音漏れに関して
ダダ漏れです。
普通のスピーカーに近い音が出ている気がしますので、間違ってもこれで音を出して外に出ないでください(切実)。
音も普通の音量で聴いていても廊下に出るとシャカシャカ聞こえるレベルなので、使う前は一旦外して音の程度を確認した方が無難です。
遅延問題で一部のゲームには若干不向き
Bluetooth接続で懸念されているのは「遅延」。
0.何コマの世界ですが、やはり敏感な方にはズレは多少なり感じますので、特にスマホで音ゲーをする方やFPSのようなバトル物ゲームをする方にとっては致命的になる可能性はあります。
スマホで動画コンテンツを視聴してみましたが、動画は特に遅延は気になりませんでした。
その他使い勝手
充電しにくい
見てわかる通り、充電コネクタがこのチャックを開いた端にあり、すんなりケーブルが挿さってくれません。
2本の指で広げながらこの狭いところをうまいことくぐり抜けて接続する必要があり、これがちょっとストレス。
カバーを外せばこんなこともないのですが、せっかく付いているのでそのままにしておきたいし・・・。
電源ON・OFFが長押しではない
今までBose製品を使ったことがないのでよくわかりませんが、電源ON・OFFがワンクリック。
電源ボタンといったら長押しが基本になっているものが多い中、ちょっと戸惑ってしまいました。長押しするとバッテリーの残量と今繋がっている機器を読み上げてくれる機能になっています。
数日使うと慣れますのでそこまでダメなポイントではない。
ボタンが硬く分かりづらい
ボタンを押すのに力が要ります。ちょっと強めに押してようやく「カチっ」となる。
また音量の上げ下げは音楽を聴きながらだと、どっちがどっちかわからない。SONYのネックスピーカーSRS-WS1はその点が非常に考慮されていて、ボタンは柔らかいし大きく、どれがどのボタンか触るだけでわかるようになっていて親切。
デザイン性を良くしたいのはわかるのですが、ユーザー視点に立つとこの辺りはSONYの勝ちですね。
バッテリーの持ちがよい
昨日めっちゃ使ったけど充電してないから今日はそんな使えないかなーと思い電源を入れると、まだ70%ある・・・だと?
そう。こちらなんと1回の充電で約12時間の連続使用が可能なのです!
かなりのバッテリー持ちですね。充電自体は若干煩わしいのですが、これなら問題なさそう。
まとめ
残念なポイントもいくつかありますが、個人的には買って大満足。
最強のながら音楽鑑賞ができる最高のパートナーになりつつあります。買ってから毎日使うようになり、現在ワイアレスヘッドホンは使っていません。
長時間のPC作業をしている時はどうしてもヘッドホンで耳が痛くなるのですが、首にかかっているだけなので手軽に使えるというか、今までと違う音の鳴り方が楽しくて仕方がない。
数時間首に乗っているくらいでは方は凝らず(個人差あり)、どこで音鳴ってるんだ? と付けていることを忘れるほどの自然さ。
興味がある方はぜひBoseのネックスピーカー「SoundWear Companion speaker」をお試しあれ!
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