先日一眼レフ(Canon 6DmarkⅡ)からミラーレス一眼(SONY α7III)にメイン機を変えました。
初めてEVFというもので撮影するようになったのですが、これが素晴らしい。
この記事は、α7IIIのEVFを使って感じたことを書いていきますよ。
これから本格的にカメラを始めたい人で、一眼レフ機とミラーレス機どちらを買えばいいか迷っている人の参考になるかも?
一眼レフとミラーレスのファインダーの違い
ミラーレスのEVFは最高過ぎる。
EVFとは「Electronic View Finder」の略で、電子ビューファインダーのことです。
ミラーレス:レンズに映ったものを映像で見る
簡単に言うとこんな感じ。
一眼レフは覗くとガラス越しにそのまま見えて、
ミラーレスは覗くとモニター(画面)があるイメージ。
一眼レフの場合
一眼レフのファインダーは、レンズに映ったものを鏡を通してそのまま見ることになります。
明るい場所なら明るく見えますし、暗い場所なら暗くしか見えません。
ですからシャッターを切ってプレビューしてみるまでは、撮った写真が明るいのか暗いのかすらわかりません。
撮っては背面液晶モニターで確認、撮っては背面液晶で確認の繰り返し。
地味に大変なことをしていました。
ミラーレスの場合
EVF搭載のミラーレス機であれば、ファインダー内に映し出される映像がそのまま写真になります。
どういうことかと言うと、シャッタースピードやISOを変えるとそれに合わせてファインダー内の映像の明るさが変わります。
つまり初めから出来栄えがわかるんです。
こんなかんじ。
これはα7Ⅲのファインダーを覗いた写真です。
ISOオートにしちゃったのでわかりにくいかもしれませんが、シャッタースピードを変更するとそれに合わせてファインダー内の明るさも変わりました。
またEVFの場合、撮影した直後ファインダー内でプレビュー表示されるため(設定による)、いちいち1枚ずつ確認するためにカメラから顔を離す必要がなくなります。
さすがにピントの合い具合まではわかりませんが、撮った写真の明るさはここで十分チェック可能です。
晴れの日など液晶で確認し辛い時はファインダー内で確認できてかなり便利。
カメラによってはこのプレビューにタイムラグが生じるものもあるらしいですが、α7IIIは特にラグは感じません。
α7IIIのEVFの欠点
解像度が低い
ぶっちゃけα7IIIはファインダーの解像度がよろしくありません。
α7III | EOS R | EOS RP |
235万ドット | 369万ドット | 236万ドット |
5万円以上安いEOS RPと同程度で、ライバル機であるEOS Rとの差が大きい。
235万ドットだと映像の粗さが気になるかと思います。映像を見ている感抜群。
EOS Rの369万ドットだと相当綺麗に表示されます。一眼レフに限りなく近い透明感。
電源が入っていないと見えない
まあ当たり前なんですが、初めて使った時は「ああそうか・・・」となりました。
とりあえず構えて構図を探る、という動作がEVFだとできません。
いちいち電源を入れる手間があるのでレフ機よりも1枚目を撮るのに時間がかかる可能性あり。
ブラックアウトが一眼レフよりもやや長い
シャッターを切る瞬間ファインダー内が一瞬黒くなる。これがブラックアウトです。
電子的な処理が多いせいか、ミラーレス機はこのブラックアウト時間がレフ機に比べてやや長いようです。
α7IIIはたしかにレフ機よりも長いですが、イラつくほど遅くはありません。
わたしの場合は連写してもまったく気にならない程度。
結論:EVFは屋外撮影で最強である
今一眼カメラを買うなら絶対ミラーレスがおすすめ。
晴れの日、特に夏の暑い日差しの中での撮影をしたことのある人はわかると思いますが、プレビューを背面液晶モニターで見ても暗くて十分に確認できません。
ミラーレスのEVFは撮った直後にプレビューされる他に、その後いつでもファインダー内で写真を確認できます。
背面モニターで確認しづらい時はファインダーで見ることができるのは地味に便利です。
さらに、動画撮影もファインダーを覗きながらできるのはEVFならでは(α7Ⅲ)。
外の明るさに影響されることなく撮影可能です。
屋内撮影メインの方は不要かもしれませんが、屋外撮影する方にはミラーレスへの移行を考えるに値する機能かと思います。
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