SONY αシリーズの弱点はCanonのように液晶モニターが自撮り撮影者の方向へ向かないこと。
つまり自撮での映像確認が本体だけだと不可能。
α6400と6600に関しては前向きになるのですが、現行α7シリーズには一切そのような機構はない。
そこで、手軽に自分の自撮り姿を確認できると以前α7使い達の間で話題になったアクセサリを購入しました。
それがこちらのミラー型アクセサリ。
使い勝手はどうなのかレビューしていきたいと思います。
αシリーズ自撮り用アクセサリ「UURig R031」レビュー
外観チェック
購入したのはUURigというアクセサリ。
SONYのα6000 α6300 α6500などに加え、FujifilmのXT2 XT3 XT20 XT30。
またニコンZ6 Z7など多くのメーカーのカメラに取り付け可能。
本体は厚手のソフトケースに収納されていました。どうしてもこのアクセサリは内部が鏡なので、この手の袋はカバンの中身の体積を増やしてしまう。
ちなみに付いてきたシールが艶消しで微妙にかっこいいので捨てずに保管してあります。
こちらがアクセサリ本体。素材はどこからどう見てもプラスチック。
そのおかげで重さを量ったらなんと「31.4g」。31.4gがどのくらいの重さなのかは言葉で表現しづらいですが、まあ空気です。手で持っても重さはまったく感じない程度。
最初は鏡に保護シールが付いている徹底ぶり。傷等は一切付いていませんでしたので安心して買える思います。
はがしてみるとピカピカの鏡が登場。あまりに綺麗だったので思わず触りたくなりましたが、手の届くところに汚れを拭くものがないことに気づき一歩手前で断念。
カメラのホットシューに取り付けるだけの簡単取り付け。
その上にさらに違うアクセサリを乗せることが可能で、小さいライトくらいだったらOKらしい。さすがにプラスチック製なので重さで破壊してしまいそうなアクセサリは別途載せない方がいいでしょう。
使用感
使い方は単純で、シューに取り付けたら背面液晶を水平に上げるだけ。
するとこうなる。
自分がフレーム内に映っているのか、ピントが合っているのかははっきりわかります。十分に使える見えやすさ。
その一方、単純な鏡での自撮りなので例えばF値だとかシャッタースピードなどの表示類は反転します。
ミラーの角度調整ができない
完全固定型なので、ミラーの角度を動かせません。
何が言いたいのかと言うと、例えば自分の顔を映さない系のYouTuberには不向きということ。
首から下を映す画角、つまりカメラ(レンズ)の角度を少しでも下げてしまうと、その時点でこのアクセサリのミラーが視界に入らなくなってしまうからです。
きちんと自分の顔を入れる画角で撮影するのであればその点は一切問題ありません。
これ以上ないお手頃自撮りアクセサリとなるはず。
アイキャップで少し画面が欠ける
アイキャップが少しはみ出ていますので、ミラーに映し出される一部が欠けてしまう。
これは前情報から知っていましたが、実際試してみるとそこまで気になりませんでした。
中央はしっかりと見えるので特に支障はないと思います。
まとめ
買うべき人
- αシリーズでも簡単に自撮りがしたい
- 外でよく自撮りする
- PCなどのテザー撮影は面倒
買うべきではない人
- 顔出しNGなYoutuber
- PCやスマホなどでテザー撮影できる知識がある
ほぼ本体の重さを変えずに自撮りができるこのアイテムを考えた人は天才。
ただ今はiPhoneやiPadでも無線でテザー撮影(撮影している同じ画面を映すこと)ができるので、ある程度知識がある方はそっちを使った方がいいかもしれない。
もしくはこのようなちゃんとした機材を買った方がモチベは上がるはず。