最近購入したレンズ「SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 」。
SIGMAのArtレンズといえば画質をとことん追求した高解像度さで有名であり、カリッとした画を撮りたい方に評判が良いレンズです。
24-105mmのF4通しレンズで、F値を変動させずに固定して撮影できるのが特徴。
他の購入候補としてCanon純正のLレンズも24-105mmのF4通しレンズがあったのですが、価格がこれよりも4万円ほど高いのと、某有名レンズレビューサイトや価格.comなどでそこまで良い評判を聞かなかったため、高評価だったこちらを選択しました。
この記事では細かいレビューよりも「作例」重視にしたいと思っています。
今回は「風景・建物編」です。どんな解像感なのかは、Flickrで等倍確認することができます。
レンズのスペック
レンズ構成枚数 | 14群19枚 |
---|---|
画角 (35mm判) | 84.1°-23.3° |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 45cm |
最大撮影倍率 | 1:4.6 |
フィルターサイズ | φ82㎜ |
最大径 × 長さ | φ88.6mm x 109.4mm |
質量 | 885g |
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/art/a_24_105_4/specifications/
885gの重く設計されたレンズ。
普通のズームレンズであればだいたい700gほどですが、Artレンズのほとんどが1kg前後といったヘビー級。
フィルターも82mmなのでレンズの存在感はいやでも周りに伝わるでしょう。
つよそう pic.twitter.com/IZWFmBYoma
— MiD(ミッド) (@mashironote) 2018年5月25日
写真作例
- Canon EOS 6D mark2
- ストロボなし
- 手持ち撮影
- Lightroomにて若干のレタッチあり
レビュー
懸念していたレンズの重さですが、1時間ほどふらふら写真を撮るくらいでは疲れませんでした。
逆に他の方のレビューでもあるように、重さのおかげでしっかりとカメラを構えることができるため、元々手振れ補正はありますが、よりブレの少ない写真が撮れるのではないかと思います。
写真の写りはどうかというと、今回撮影した風景、特に建物での描写力は見事です。ビルやメカメカしいものを撮る時は最高にかっこいい一枚を演出してくれるでしょう。
ズームレンズでもピントが合った場所は単焦点並みにビシッと決まるということですが、まさにその通りですね。
写真で「カリッ! パリッ!とした写真が撮りたいんだけどどのレンズがいいの?」という方もよくお見受けしますが、そんな方がもしいたら「Artレンズ(ボソッ」と答えてあげてください。
ただ、このレンズで気になったのは「周辺減光」そして「ゆがみ」です。
開放・広角側で撮ったものが多いので、四隅が暗くなっているのが多く見られました(周辺減光はArtレンズでは割とよく見られるとのこと)。
また広角側で撮ったときの歪みがけっこうあります。
と、少し悪い印象を与えてしまったかもしれませんが、lightroomの「レンズ補正」ボタンでほぼ一発で直るのでそこまで気にしなくても大丈夫かと思います。
総評
今回は風景画しか撮影していませんが、個人的には大満足。
夏はこのレンズを使ってコミケでコスプレでも撮影してこようかと企んでいますので、真夏の「ポートレート編」は8月の中旬くらいに公開したいと思います!
同じく「植物編」も8月に公開します。
夜景編もそのうち。