完全ワイヤレスイヤホンの最新機、Beats by Dr. Dreの「Powerbeats Pro」がついに日本でも販売開始となりました。
日本では7月19日に販売開始され、わたしも昨日届いたのでさっそく1日試しました!
元々Airpodsを所持しておりその快適さに惚れていたわたしですが、このPowerbeats Proがどれほどのものか比較しながらレビューしていきましょう!
Powerbeats Pro:外観チェックと付属品
約10cmの箱。
執筆現在カラーはブラックのみ。その他の色は8月以降に出るとか。
かなり固めの内箱。マットでオサレ。
付属品は
●ライトニングケーブル
●イヤーチップ(付属3種、計4種)
ケースはかなり大きめ。
重量はそこまでないが、その大きさゆえに存在感や持っている感は十分にある。
ケース内はこのように収納されている。
後述しますが、取り出しやすいが入れにくいのが難点。
Powerbeats Pro:ペアリング方法・やり方
世界一簡単なペアリング。
Airpodsと全く同じで、イヤホンケースの蓋を開けるだけ。
iPhone側がこのような表示が出るので「接続」をタップすれば完了。
あとはなにも必要なし。これですでに接続が終わっているんです。
次回からはイヤホンを耳に装着するだけで勝手に接続されます。
メモ
android端末に関しては通常のBluetooth機器の接続方法と同じとのこと
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:ペアリング
引き分け
iOSに関してはまったく同じ方法で一瞬でペアリングするので両者素晴らしい。
Powerbeats Pro:音質
まずは低音がここまで出ることに驚き。
Beatsは元々低音が得意なメーカーですが、この完全ワイヤレスでもそれをしっかりと表現できている。
最初に聞いたのがロック曲だったのですが、とにかく低音がズンズン 来る。
ボーカルに関しては気持ち遠めだが決してスカスカした音ではないのでご安心を。
ロック系で音がかき消されていない曲でない限り十分に声を堪能できるはず。
また「ドンシャリ系」ということを事前にチラッと聞きましたが、「シャリ」に関してはそこまで印象強くないのが本音。
かと言って楽器の音が弱いわけでもない。絶妙なバランスだと思う。
バラード系よりはバンド等のロックサウンドが強く合う印象。
サントラもいくつか聴いてみましたが十分迫力あるサウンド。
アレ、すげぇいいぞ・・・。
ワイヤレスってこんなしっかり音出るんだ。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:音質
勝者:Powerbeats Pro
正直圧倒的にPowerbeats Proが好みの音。
Airpodsは音がフラットすぎる。音が軽すぎというべきか。
Airpodsは完全ワイアレスならこの程度で仕方ないと割り切っていましたが、Powerbeats Proを聴くと「え、ワイヤレスでもこんないい音鳴らせるんじゃん」とびっくり。
とにかくPowerbeats Proは迫力あって楽しく聴ける音ですね。
Powerbeats Pro:装着感。耳の疲れ・痛み
特徴的なのはイヤーフック。
最近出ている多くのワイヤレスイヤホンはこのフックがないものが多い。Airpodsもそうですし、先日出たSONYの「WF-1000XM3」もそうですね。
装着は数回で慣れますがコツが必要。
まず耳にかけてからイヤーピースを装着の流れがたぶんいいかと。
フックが意外とグニャグニャしないんです。若干の柔らかさがあるもののしっかりした硬さ。
慣れれば片手で装着可能です。
装着感に関しては相当良いです。Airpodsと違い俗にいうカナル型なので、耳にすっぽり入る構造になっています。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:装着感。耳の疲れ・痛み
勝者:Powerbeats Pro
こちらも結構圧倒的にPowerbeats Proが良い。
どうしてもAirpodsはあの外観のままで、装着時は耳からなにかがぶら下がっている感が凄かった。
Airpodsはイヤーピース交換ができないため、人によって合う合わないが絶対に出てくる。
私の場合早ければ装着後30分で耳が痛くなることもあります。
しかしPowerbeats Proは耳と一体になれる感覚。
イヤーフックのおかげで重さも特に感じず、2時間つけっぱなしでようやく痛みが出てくる感じ。
イヤーピースのサイズも自分にあったものを選択できるのも大きい。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:操作感
Powerbeats Proは、両側に音量上げ下げボタンと真横に物理ボタン(bマーク部分)が付いています。
曲送りは真横の物理ボタンをダブルクリックすると可能。
電話の応対も物理ボタンのみで通話開始とシンプルでよろしい。
音量ボタンに関しては、耳についている状態で手前が「下げ」で奥が「上げ」なので覚える必要もなく感覚的に操作できます。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:操作感
勝者:Powerbeats Pro
Airpodsは残念ながら、本体に音量ボタンがありません・・・。
なのでiPhoneかApplewatchで音量を変える必要があるんです。
Powerbeats Proは上記の通り音量ボタンがあるのでいつでも音量調節が可能。
曲送りの方法は両者同じです。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:持ち運び
とにかくPowerbeats Proはケースが大きい。
ワイヤレスイヤホンは本体を裸で持ち歩くわけにもいかないので、ケースと合わせてひとつの製品。
小さいカバンや薄いカバンには不向きと言っていいでしょう。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:持ち運び
勝者:Airpods
見た感じサイズ感はAirpodsの方が圧倒的に小さく半分以下にも見えます。
Airpodsはケースでもズボンのポケットに全然入りますしそこまで目立ちません。
本当に手軽に持ち運べるのは素晴らしい。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:遮音性
the:普通
ノイズキャンセリングは非搭載なので、遮音性に関しては普通のカナル式イヤホンとほぼ同じです。
周りの音はある程度聴こえますし人に話しかけられれば普通の音量なら気づきます。
「Powerbeats Pro」 VS 「Airpods」:遮音性
勝者:Powerbeats Pro
この2製品で比べたらPowerbeats Proの方が遮音率は高い。
Airpodsはある意味むき出しなので、外で使えばほとんどの音が入ってきます。
逆に外で歩くときは、安全性を考えると周りの音が入ってくるAirpodsの方がいいかもしれません。
あとAirpodsは音を上げすぎると音漏れするので静かな場所での使用に注意。
ノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンがいいなら、現在はSONYの「WF-1000XM3」一択。
Powerbeats Pro:その他
実はPowerbeats Proはケースにしまうのが大変です。
Airpodsのようにスポっと頑張ればノールックでいけそうな感じとは違い、ちょっとコツがいる。
ストレスまでとはいかないですが、ケースに戻すのに5秒はかかるのでここは「うーん」な点。
Powerbeats Proレビューまとめ
「Powerbeats Pro」と「Airpods」のどっちを買うべきかと問われたら、わたしなら前者をおすすめします。
音質もそうなんですが、基本的な音量ボタンとか耳の疲れ具合を総合的に考えると個人的にはPowerbeats Proが圧倒的に良い。
ケースが大きく片付けにくいのは残念。
でもその分いい製品なのでそのくらいは目をつむろうと思います。
書くのを忘れていましたが、
このイヤホン5分の充電で最大1.5時間再生可能!
もし朝充電切れに気づいても、5分充電できれば会社や学校の往復分くらいは十分に聴ける計算。
これは素晴らしい。
総合的にかなり優れているイヤホンなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
以上、Powerbeats Proレビューでした!
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